澤木淳枝のお気に入りの歌一覧
龍翔
グヮングヮンと音出し回る換気扇に思わず指を入れたくなるの。
2
もっと見る
ふきのとう
また一人吾を慈しみくれた人この世去り寂しさのしかかる
9
もっと見る
ふきのとう
七十年連れ添いし妻の死知らず病床で気遣う夫あわれや
15
もっと見る
詠み人知らず
熱帯夜眠れぬ夜は朝までもワンマンショーで沢田研二か
9
もっと見る
浅草大将
幾そ度落ちて深みを知りぬれば草の陰間をほりかねの井戸
16
もっと見る
光源氏
うらうらと照りて漕ぎゆく舟のあと隠らふ花に比良の山風
19
もっと見る
光源氏
火もあらば室の八島の八咫烏 煙の波をへだつなりはひ
16
もっと見る
光源氏
生を受け試行錯誤の醉ひの日々夢に夢見る歌の通ひ路
27
もっと見る
山本克夫
昔、キャンディーズだった頃の夏の日よ「暑中お見舞い申し上げます」
3
もっと見る
山本克夫
しにたけりゃ満月の夜にあらわれる渚カヲルの微笑みをまて
4
もっと見る
MK2
神様のプログラミングはバグってる 大好きなのに大嫌いだよ
7
もっと見る
キタハラ
生きるってむずかしいんだ点滴がぽたぽた落ちるのを見つめてた
8
もっと見る
やながわ亜弥。
学問に則っていて言の葉が髄の勝負で無機質になる
6
もっと見る
光源氏
身をまかす時の流れのうつろひにたれや知るらむ深き想ひを
175
もっと見る
浅草大将
禍鷲の声鳴き集け吾が背子が射立てなすがね厳樫がもと
12
もっと見る
浅草大将
色褪せぬ遠い記憶は初めからモノクロームの海辺の景色
30
もっと見る
Ratte
水惑星より 光われに満ちてなほも地球には私がいる
4
もっと見る
Ratte
バナナの木のある京都府立植物園にも古代はあったのだろうか
8
もっと見る
粕春大君
風もなき宵の葦簾にしみ入りて岩もる清水の音の涼しさ
29
もっと見る
詩月恵
今すぐに君に逢いたい電話口こころ駆け出す熱帯の夜
13
もっと見る
[1]
<<
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
>>
[44]