詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
聴雨
月送り丑三つに降る雨を聞く届かぬ文をただ待ちながら
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みなま
遠い日に湖畔彩る百日紅憧れるまま 未だ戀もせず
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みなま
こんな夜は湯舟いっぱい泡立ててばらの香りに包まれてみる
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みなま
あおい鳥命のキラメキ添う影もあなたの半径3メートルに
11
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日向猫
名呼び合い釣竿肩に約束の澄みたる川へ皆勇み行く
20
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日向猫
連呼よりマララの声を聴きたまえ選挙カーから聞こえぬ真心
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文麿
泣き面のツンデレの君和らぎて素直に返る水遊びなら
12
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文麿
波のおと月に願へる約束を涼しき君の耳に言よせ
11
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みやこうまし
坐りつつ居眠ることが板につく老いの特技と数えられるや
17
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みなま
介護施設勧める吾が己にはグリーフケアを躊躇う矛盾
13
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恣翁
鬱蒼と繁りたる葉に 注ぐ陽の光と 戯るる朝嵐かな
30
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浅草大将
浪風ようちて磨けよ若みどり身にあらいその松のほまれを
20
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あまおう
人間が嘘をつくのは知っててもきみがそうとは思わないもの
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林ユキ
荒れ野ゆく君の足跡愛しくて星くず砂鉄拾って歩く
15
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律
真っ青な空を見上げるのがつらい 眩しいほどにかなしくなるから
6
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ふきのとう
両親の遺影に向かい「おやすみ」と言ひて眠れば娘にかえる
42
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たんぽぽすずめ。
何度でも蘇りたる雑草を刈り込み思う今日は勝ちたい
14
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日向猫
陰伸びる刻待ち歩む散歩道ひとつの影に心重ねて
22
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只野ハル
ひとりめし作る寂しさ味わって食べる辛さをただ飲み下す
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日向猫
熱気去り祭りのあとの潔さ瞬時に渡る日常の風
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