Proverbeのお気に入りの歌一覧
茂作
仕送りに添へた言葉は變はりなく 身體勞はれ心配するな
16
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うすべに
風に揺れ桜の枝にうずくまる 翼の奥に春まだ遠い
6
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杉野小町
兄追ひて真似むとすれどかなはでもさりとて続けしいと愛ほしな
2
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あゆか
パソコンがフル稼働して仕上げてる学期最後の課題レポート
8
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杉野小町
泣けりけりいかにあやせど止まざりしに抱かば止むとは泣かまほしきは
3
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詠み人知らず
愛と星 解きは止めれず 流れる手 白砂青松 君の横顔
4
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滝川昌之
陽ざしには春の気配の寒の日に「太陽の季節」惜しまれて逝く
13
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830
きのうまで名前言うてた小一が俺俺俺て笑ろてしまうわ
5
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れもん24
クロッカス雪溶かす風梅の香とわれの回りの春への和音
8
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灰色猫
空色と緑の青さに安堵して水面によれば翡翠のひかり
8
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へし切
衣更着と言い得て妙の寒さかな 春は近きに 重ね着の朝
16
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杉野小町
嫁ぐやとげにうたてけれせめてもの優しきならと願ふことのみ
3
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夏深
偽りもなしに広がる青空を信じられると冬日の街で
11
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灰色猫
見返りのない愛ばかり望むのに天秤ばかり気にするぼくら
13
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び わ
手話の本ページひらけど目はうつろ気がつけば手は蜜柑バナナに
5
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茂作
梅の木にすまし顏なる尉鶲 暫し待てども初音欺く
18
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KEN
儚さと 冷たさ寒さ ひとしめて 枯れ野を染めぬ 雪 白肌に
11
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うすべに
ほのめいた梅を探してさまよえば 土塀の上からのぞく蝋梅
7
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れもん24
研ぎ澄ますかわせみの背の光沢に刻は止まりて水面鎮もる
11
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滝川昌之
ハモニカを吹く老人と聴く犬の二人が消えた冬のベンチに
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