灰色猫のお気に入りの歌一覧
このえ
さァさァにあれよかれよとお立会い ここらでどでんとどんでん返し
8
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桐生賄
足先が 冷えて眠れぬ 吾なりて 電気パットを 敷いて寝る夜
20
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Chico
烏羽玉の夢の丸藥飮む夜に闇開きけるマナウラ世界
17
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あふひ*・○・*
一刹那楓のプロペラ吹き飛んで天高き宙佇む金閣
18
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月虹
さらさらと零れてゆきぬ時の砂幸も不幸も止められぬもの
128
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Chico
(なんやねん やるか やるのか)睨みあふ壁につゐてるスイッチョのこゑ
16
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林林
林檎の木たわわに実り香しく鈍色の空に命の光る
28
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Chico
点ずれば消えてしまふよ 暗き部屋 こゑをたよりに搜すスイッチョ
18
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藍子
夕焼けが秋を迎えに来たみたい袖からすっと忍ぶその風
11
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藍子
笛の音が遠くに聞こえる運動会我が子の時に思いを馳せる
9
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コーヤ
つたもみじ色づく中の野点なり舞い散る落ち葉の踊るを眺め
23
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コーヤ
秋運ぶ栗ときのこのお料理を共に食する人のいる幸
25
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恣翁
径埋む松葉の挿頭に 松茸の香の仄立ちて 露結ぶらし
21
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リクシアナ
枯れ色の風は木の葉をわたりゆき君なき秋も十指にあまり
27
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しげ
不安から不安がふわり不安定不安がみっつなお不安定
3
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夢士
木々の葉の色づきそよぐ昼下がり背に搔く汗の冷たきを知る
19
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詠み人知らず
蓑虫の引き籠もりたる蓑の中母が恋しとつぶやき聞こゆ
14
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詠み人知らず
石段に栞にしたき薄紅葉暮の秋への序奏でしょうか
12
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六郎
革靴を引き止む白雨氣疎くも幼子らには舞ひ敵かな
3
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千映
母衣類腰の曲がりに短かすぎ泣く泣く処分母の留守中
18
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