野々花のお気に入りの歌一覧
恣翁
蘆の葉の上に 十日の のっぺらな月代 鈍く懸かりたるかな
15
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大さん
一人では癒せぬ孤独抱えても時は過ぎてく 「君はどうなの?」
13
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へし切
もみじ葉の折敷く道を踏みしめて歩めば秋が駆け足で往く
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雪柊
路地包む 秋刀魚焼きたる あの煙久しく見ない 秋の風物
13
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本能寺
北山を降りる夜風に冷えた手を にぎりなおせば心に灯り
16
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詠み人知らず
鳥の鳴くBGMの階段を 登り切ったら 何が始まる?
16
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ことほ(言祝)
野木瓜熟れる火を噴く山のその土に父母眠る櫻島山
9
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雪柊
月光に照らされ 筆を取りたるは心通わす うたのわ歌人
13
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詠み人知らず
少しずつ心を占領されている 恋の理屈が まだ分からない
16
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矢車菊
忘れない、そう誓い合うときめきもいつかほどけてゆくのでしょうか
11
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桐生賄
仏壇に 手間暇かけて 花供え「今日は良い出来!」自己満足を
13
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矢車菊
いつの日か忘れてしまう今日の日をそれでもひとり歩いていくの
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矢車菊
傷ついたことをきちんと伝えたらもっと傷つくような気がする
19
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矢車菊
さようなら 最終列車はやってきて時間通りにきみを連れ去る
17
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雪柊
恩を知り 人の道説く人がいるまだこの國も希望ありけり
11
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夢士
ヒョウモンの蝶舞ひ来るやフジバカマ小さき庭の秋を楽しむ
17
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恣翁
風無きに 橡の実のバラバラと 色付く落ち葉に降りかかるかな
19
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詠み人知らず
自問する人に生まれてよかったか 路傍の草と 同じ命で
17
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コーヤ
水底に楓のひと葉静かなり水に浸りてなほ鮮やかに
16
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桐生賄
めっきりと 朝の冷え込み 厳しくて 窓には結露 そんな季節に
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