詠伝のお気に入りの歌一覧
葵の助
どうか気付かないで「す」「き」の二文字を視力検査で言わせたことに
4
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あおい
涙雨 貴女の娘でよかったと せめて一言 言えばよかった
7
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朝がお
死ぬほどに 分かり合えてたはずなのに あなたは靴を 右から脱ぐの
4
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高島津 諦
今月はもう十四度目の静電気 君が触れないせいなのだろう
5
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まがね
入ってすぐ流れるトイレのセンサーに京都のぶぶ漬け重なって見え
2
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桜田 武
堂々と厨に入る犬の顔母の味待つ幼子の如く
3
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芳立
マガレイト袴ブーツで現れた少女の霊にヌードのオファー
2
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高島津 諦
死ねという願いはたったふたもじで流れ星にも間に合ってしまう
11
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高島津 諦
お茶の葉の開く音色を聴いている死ぬことをもっと怖がらなくちゃ
4
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高島津 諦
音楽をかけて明りをオフにして布団にくるまってるのに泣けない
2
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詠み人知らず
枕なんて、柔らかいもの投げつけておまえは俺を殺す気なのか
1
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靴専科
「飛び降りるつもりで言ったのあの日から二十八年かけて落ちたの」
10
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市川ありさ
助手席のシートを倒すより早く恋に落ちたりしませんように
9
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へし切
独り寝の 侘しさつのる 秋の夜は妻の枕を 傍らに置き
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ひかげ
誰とでも仲良くできる君だからわたしを見ないフリも上手だ
7
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黒
この夜の静かに更け行く哀しさも朝へと向かうこの哀しさも
3
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詠み人知らず
待てど暮らせど帰らない ならば私が捨ててあげよう 家を飛び出す
2
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花撫
「息白い」君が言うから白くなる君がいないと透明になる
9
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高島津 諦
あの夜に、幸せ一つと悲しみを四つ話したのは、わざとです。
2
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まりこ
手品師のうさぎのように密やかにポケットのなか震える手紙
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