滝川昌之のお気に入りの歌一覧
えこ
あちらから先に惚れて来たのだと言う父母のどちらが真か
12
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沙久
酸化した感性にチャンスあるのなら 磨き、高めよ汚泥の底で
13
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沙久
シンメトリーにならぬ気持ちを引き受けて言葉と鼓動を費やしてゆく
18
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沙久
「ゴールデンウィーク出勤」いよいよか 社内システム大刷新だ
10
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吉野 鮎
聲高の激しき言靈この星を廽りつ縊り鳴らす喉笛
8
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吉野 鮎
スパイスの效ゐた話を聞き上手間合ひの微笑み絶妙すぱいす
6
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吉野 鮎
惠方卷き年ごと食みて去年の幸何ほどのなき福とし今年
10
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十薬
梅蕾む如月の風輝きて發つ白鷺の波紋温めり
8
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藤久崇
ほのぼのと 温みし川に 水鳥ぞ 頭潜くる 春は愛しき
23
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秋日好
でも何故に萱草花を下帯に?しのばせるなら懐中にして
14
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雪牡丹
階段を驅けてゆく肢 守るのは薄きナイロン OLの雛
8
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うさぎ
もう二度と連絡しない そうすれば蘇らない はずだった(のに、)
9
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万陽
新品の 傘に落ちたる 雨音がポンポロロンと ダンスを踊る
17
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秋日好
待つ人を想う醜草忘れ草後の逢瀬を指折り数え
22
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夕夏
ほむらたつあつきおもいをいだきつつかわもたつゆげあさひにそまる
8
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絮谷新
人絶へてピーナツバターの溶けるよな虚天にかかる晝の月かな
27
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秋日好
鉢梅を枯らした罪は重いらし思い起こせぬその芳香を
21
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リクシアナ
曇りなき銀のボールに泡立ててスフレにしたいメレンゲの町
27
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inosann
薬の荷の重きを持ちて五階に住む客宅にむかう今日の終わりに
17
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秋日好
前立の精密検査を受けたという明るい声に会話を終える
17
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