吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
大野 冨士子
休日のだーれもいない公園に 今はだーれも 疑問もたない
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コタロー
日が昇り一番鷄が鳴く頃に農夫大量の草を運びぬ
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コタロー
人生はマラソンなりし前を向き全速力で我を拔かしぬ
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コタロー
門柱に珍しき鳥見附けたり今日はなんだか良い日の豫感
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恣翁
世の中よ 道し無きかも 沖りたる山の尾行くに 其が無くなりぬ
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恣翁
一団の 忽ち分かれ 球に集ひ 水銀のごとく転び進めり
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とはと
肌の地に響く蹄の名の影と人が汲む水乾き無き土
5
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とはと
丈高く見上げ摩ると霜が落ち粗々と樹皮吐く生の息
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とはと
送風と紙が捲れて首筋の主人残して「紫煙」と書く手
5
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とはと
仕草真似取れない紐と重ね子の船の風行き写す日々生き
6
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サヤ
側溝に川の名前をつけていく僕らの街が楽しくみえる
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サヤ
本拠地で二連勝したホークスのおかげでお祭り騒ぎのドーム
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サヤ
簡単にじゃあまたねなんて言う君と二度と会えないことを知ってる
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詠み人知らず
月草の 移し心を知りながら この世去るまで侍りてよとや
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詠み人知らず
降る雨が涙を消してくれるから 傘閉じ歩く 家路とぼとぼ
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詠み人知らず
不愉快な この肌寒さに 気もななめ 面を苦めて 愚痴こぼす君
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詠み人知らず
吾ばかり的にされるの悲しくて 棘が胸にも刺さるみたいで
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詠み人知らず
蜜色の柔き陽射しと君の手が誘ふまどろみ 逆らへぬ午後
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灰色猫
弔いの心が生まれ人類は涙の意味を知ったのでした
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灰色猫
きっちりとマジックペンで書いておく君の背中にぼくのものって
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