庭鳥のお気に入りの歌一覧
さまよいくらげ
美しい紅葉を見たので言うのだが今日のこの日は秋がまされり
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敷島ヤマト
一日の記憶を眼から抜き取って何もなかったことにしている
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栞
空も木も花も日毎に濃さを増しますます薄くなってくわたし
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栞
本棚に気をつけをする背表紙にきみを織り成すものたちを知る
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栞
あなたとの会話の多くはひらがなのまぁるい響きで成り立っている
8
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栞
春の日を描くには色が足りなくて青と黄色で緑をつくる
12
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栞
何ひとつ昨日と変わらぬ絶望に身をなじませる朝が始まる
16
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栞
四桁の暗証番号押す度に想い出すひと 一生の恋
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栞
あのひとに借りた小説 できるだけ時間をかけて読む昼下がり
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一
伝えたいことがたくさんある僕は春か秋かの君に会いたい
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リンダ
初めての晴れ着の菊が控えめに十八の吾にまとわれひらく
1
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薫智
長生きの為に黙って食べなさい菊の酢の物今も好物
5
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トノゴジラ
参拝をせむと帽子を手にとれど宮はま白き雪帽子かな
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藍鼠
ひそやかにあなたを涸らす雨の中届かない手がむなしく濡れる
1
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浅草大将
逝く妹の叫び聞きしかora oraと羅典の文字に記す兄はも
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緋色
爽やかにNOと断る首振りの扇風機から学ぶ男気
8
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緋色
薄暗い部屋で毛布に包まって無理やり作るプラネタリウム
8
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逢
ささくれが痛むことなど気にせずに笑っていられる母はつよいね
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村木美月
ひとはみな「大丈夫」ってこたえるね大丈夫ではないときほどに
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村木美月
嫌なとこ五つ探してまたそこも愛おしいって気づいて苦しい
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