詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
たたみの目
今日もまた 生きて来たよと 言う私 星が云ったよ それは良かった
8
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石川順一
サラリーのニュース我が名がバラバラに普通名詞となりて漂う
15
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へし切
風の中 金木犀の香りして 帰りたき里 戻りたき時代
29
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滝川昌之
いつだって止んだら傘はじゃまになる それでも親は子の傘になる
21
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石川順一
光芒が植物祭を照らす時石川信夫と前川佐美雄
14
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灰色猫
この子亀いまからちょっぴりいじめるね浦島太郎はやく助けて
20
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ふじこ
幼子の二度と着られぬ夏服に戻らぬ時をかみしめる秋
16
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灰色猫
淘汰へと消えた真神の咆哮は新月の夜に蘇りおり
20
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灰色猫
黄緑の夏のもみじが大好きで参道ひとり愛でつつ登る
18
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灰色猫
虎として生まれたからには夫婦捨てひとり孤高を生きねばならぬ
16
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詠み人知らず
地方でも地方でなくも仕分けなく 僕も私も立派に育つ
16
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詠み人知らず
見てみたいあなたの心に浮かぶもの 目を凝らしても映らぬスクリーン
20
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詠み人知らず
好きだって胸が鳴ったら伝えたい 火傷するほど熱い思いを
16
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Chico
わかつたよ すぐに答がボンカレーではないことぐらゐ( 素麺ですよね? )
23
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まあさ
早朝の 秋虫たちの ボリュームは ひと月前の 蝉時雨に似る
21
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inosann
何もする事が無い人と何もしたく無いと言う人が電話で話しぬ
21
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KEN
蛾の骸雨にとかした鱗粉をキラキラ照らし轍行き交う
13
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半格斎
百花満つ植花夢なり野の畑を めでて歩まむ老々ふたり
22
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真雪
風車 くるくる回る 夕暮れの 祖父と歩いた 永遠の道
7
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へし切
わが宿に人音もなく虫の音をひとり聞く夜は君恋しかり
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