大埜真巫子.のお気に入りの歌一覧
へし切
蝉が泣く命惜しめと諭すがに争い絶へぬ人の世を見て
29
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みやこうまし
台風に雨漏り無くてほっとする 古家に住む老いの気がかり
16
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詠み人知らず
廃屋がビルに変わりてふるさとの景色うつろい思い出薄れ
9
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みやこうまし
台風のくる日は心細からん 然る人を思い心にかける
23
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詠み人知らず
辛いのは好まぬ人と会うことや逢いたいけれど逢えないことや
13
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ながさき
野分去り カナカナ達の 声響く 夕暮れ時の しじまの中に
24
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みやこうまし
台風の過ぎ去りしあとの静けさよ 部屋にひっそりキー叩く音
25
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ながさき
人間の こころが起こす 戦争は 人のこころを 変えることから
17
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へし切
何処までも澄みわたる空鐘が鳴る命の重み忘れないでと
28
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みやこうまし
書を習い三年過ぎぬ 新年の歌会始にいよいよ応募
19
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村上 喬
自己規制強い夜から飛び出して朝日の中で欠伸がしたい
14
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へし切
空かぬ腹生きるためとて飯を食む業と言へども何の因果か
22
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水ノ衣
揚げ豆腐深夜の帰宅後妻の出すその温もりは気遣い溢るる
13
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水ノ衣
庭先の枯れた紫陽花今も尚存在主張す此処に居る事
13
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水ノ衣
話聴く事しか出来ぬ父なれど子供らそれで良いと呟き
15
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水ノ衣
土曜日は子供時代を思い出し季節のせいか風の匂いか
13
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水ノ衣
西瓜には注意せよと祖母の言腹から芽が出て来ると笑い
13
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へし切
ひじ枕 団扇揺らせば涼やかに まどろみの中 秋の音を聞く
28
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水ノ衣
クレームを出す日々が続き疲れ果て自らの仕事心血注ぎ
13
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水ノ衣
空を見る木々を見る事忘れずに日々をこなしやがては尽きし
13
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