文麿のお気に入りの歌一覧
聴雨
いざよひの月影さやか降る夜にわが心ねをあやに綴らむ
15
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律
消えないで残る思いと、「忘れない」にはどんな違いがあるのだろう
12
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律
今のこの気持ちが生涯、消えぬよう あなたが決して忘れぬよう
4
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聴雨
胸えぐる言ひも解けば一点の我がゆく道の灯し火となる
14
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佐々倉シズカ
明日から燃えるゴミにもお名前を伺わないと捨てることすら
7
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恵
あの人が天に召された日のような五月の雲は今日も流るる
30
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詠み人知らず
博多駅シェークスピアも迷うのは切れ子をいくつ買うべきなのか
6
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聴雨
眼差しはいづくに向かふ遠つ君夕暮れの野にひとり佇む
9
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三嶋
君のいた下唇をかみしめて次の土曜まで逃がしたくない
7
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あんこ
君の言う薄っぺらい真実が心に刺さりチクチク痛む
5
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みなま
料理する度にきこえた「おいしい」が料理のたびにひとつ足りない
9
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あんこ
指先がなぞるように恋をする触れ合いさえも液晶の中
2
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三嶋
十九になってもコーラとタバスコを混ぜてたら誰か叱ってください
9
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詠み人知らず
月光のとけたグラスを傾けて耳をすませば遠き小夜曲
20
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春咲
染められし 色が移りて 初むれども 褪せぬる色に こひ乱るのみ
5
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inosann
願っても宇宙は消滅しない事は若い時から分かっていたはず
12
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詠み人知らず
溜めた息に怨嗟の波動を混ぜ溶いて深くゆっくり吐き出している
12
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るるぶる
父母はすでに常世の夕闇に明滅はかなき蛍火を追う
11
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るるぶる
草叢の激しくゆれて子猫らに乳吸われいる澄みし眼と合う
13
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るるぶる
勿忘草の煌煌こぼす青色を見つめたゆえに涙は溜まる
6
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