まあさのお気に入りの歌一覧
藤久崇
曇る夜に 響くは落つる 霹靂かも 昇る花火の 空に散るかも
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へし切
忘るるも留め置くことも苦しきに君が名を呼ぶ残暑のひなか
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安井シンゴ
夏ごとに見よう見まねで探したる三十年目の冷や汁の味
10
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みやこうまし
年古れば守りに撤するようになる 攻めの姿勢の身に余るかな
11
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inosann
砂浜で掬って残った一粒のような私の貴重な人生
24
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中野美雄
病篤く死に臨みゐる弟に 何と言ってやれば良いのか
10
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千映
ゴーヤ煮て苦みも元気の素になる元気がほしい処暑の夜に
12
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中野美雄
何もわからぬ ものになること 弟よ 怖がらなくていいと言ひやれるなら
11
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抽信抄
小三の娘真顔で求めしは関西弁の使用許可なり
7
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kingface
処暑の声聞こゆる朝は筆持ちて小さき秋や探し行かまし
10
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詠み人知らず
陽に負けてうだる自分を宥めやる 夜の酎ハイ瞼に浮かべて
13
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あゆか
寒天をお米に混ぜて炊き上げる今日もご飯は光っています
13
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あゆか
教室が足りなかった十二年前今少ないのは園児だって
9
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KEN
秋萩を迷いてつたう露のごと君が胸内なぞる闇の夜
14
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KEN
秋霖の濁りに紛れ男朗花落とす雫を聞く人も無く
14
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石川順一
新人の教育係を買って出て蝉鳴く中を結構しごく
16
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石川順一
ベランダで揚羽を撮れば油蝉死骸転がる地面に気付く
20
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林林
釣竿の先に止まりし赤とんぼゆっくり羽を休めてお行き
30
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藍子
ミサイルが飛んで来てから憲法を慌てて変えるそんなの無理ね
16
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藍子
通院の待ち合い室で困ることいつ呼ばれるかトイレも難し
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