滝川昌之のお気に入りの歌一覧
朔夜
A4のコピー用紙につらつらと喉に詰まった言葉吐いてる
8
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美津村
わが手ふるへ亡骸となりし母に寄り口紅を薄くうすくひきてやる
17
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朔夜
世の中のあれやこれやをとっぱらいおもう通りをつくってみせよ
5
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うさぎ
(忘れたよ)「元気にしてる?」(嘘だった)あなたは今も私のまんなか
10
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有賀亭小太
豆よりもチョコを撒けよと鬼の言う 義理チョコでよし げにもおにぎり
8
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絮谷新
蕭条の百葉箱に翳射してならひの渡すとほき汽笛よ
18
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コーヤ
キラキラと ひかり流れる せせらぎの 心地よい音 春を奏でて
21
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コーヤ
寒けれどそそぐ陽射しの温もりが春へ春へと近づき証す
22
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なかしぃ卿
炬燵にてうとうとするは冬だけの特権なれど風邪な引かれそ
7
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なかしぃ卿
雲行きがあやしくなりて雨模様傘を持たずに出る我悔やむ
6
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水海はるこ
「死にたい」とおんなじ強度で「生きたい」と思っているよ(夜よ、おやすみ)
15
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なかしぃ卿
夜更けすぎ雨から雪に変わる頃寒さを通り過ぎて冷たし
4
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高松 蓮
日常の 業務を回して いるうちに 赤子はついに 五歳になりけり
9
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高松 蓮
青空に たなびく飛行機雲の先 消え入りそうに 光る飛行機
10
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人三昧
縁側に 子猫のワルツ 春和む 大食漢の 子猫なりける
11
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高松 蓮
本名も 姿も知らぬ 仲なれど 心通えば 仲間と呼びたし
12
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桐生賄
新しく 建設中の 学校は 故郷に合う モダンな作り
25
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桐生賄
墓参り帰りにチョイと寄り道を 六年ぶりに女川町へ
24
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西村 由佳里
自転車のペダルをゆっくり踏みながら笑いさざめく水曜の朝
11
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千葉 甫
梅の木の枝の蕾の目に見えて太る朝の微粒子の雨
5
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