へし切のお気に入りの歌一覧
秋日好
幾年も両手を広げ宙に向くつきせぬ夢につきせぬ命
13
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秋日好
立ち上がりそっちの意味じゃないよって笑って野原を駆けていこうか
6
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秋日好
看病は何をすればよいのやら隣にいると知らせるだけで
11
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風花
四分音符符頭のように木に並び 歌も唄わず身を寄す雀
17
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詠み人知らず
門前で君の笑顔を切り取った 開くことない アルバムのなか
14
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詠み人知らず
「親友」の語感に何か引っかかる ともだち全部 たいせつだから
13
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詠み人知らず
落日は大地と雲に挟まれて 滲み拡がり 素直に沈む
12
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悠々
春寒き、日に花茣蓙を敷きのべて、 桜待つかな亡母(はは)を待つかな
21
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悠々
わが病める、腕に針をば突き立てて 笑む手弱女は檢査技師なり
20
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悠々
あかねさす、むらさき野ゆき、標野ゆき野守は見づや、きみが袖ふる
11
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ながさき
春の陽に 木の芽ふくらむ 筑波山 風は優しく 光麗らか
14
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月虹
青空がそのまま夜になりまして今朝のまんまで君が好きです
26
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月虹
ひとつふたつ呼吸を深めながら詠み整えられる月曜の朝
26
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悠々
老木の宙をさまよふ枯れ枝は虚空に命、掴むがごとく
16
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富来
ハゲててもお調子者ならそれはもうマイナスじゃなくてプラスに働く
5
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富来
あたしはさ不良だけれどかわいらしいあの子のほうが断然ビッチ
3
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詠み人知らず
誰がために 有明月は 追いやらるる 朝に死ぬまで いざ照らさんと
1
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詠み人知らず
雪影に 生まれしものを 陽は知らず 月のみ愛せ 紫の夜を
2
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詠み人知らず
我が部屋の蔵書の数は千あまりいのちいのちとひもとくばかり
5
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柿の種。
新春や「蹈むな蹈むな」と土の聲たそ呟くは霜柱なり
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