吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
銀
冬眠の覚悟はあるか冬眠をしてるあいだの家賃の支払い
5
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恣翁
流らふれど 未だ此の頃も慕ばれて 主と見し夜ぞ 一に恋ひしき
20
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恣翁
薄荒びしブリキに似たり 其の色は 白亜の崖ゆ 海峡望むに
17
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半格斎
陽はあれど風のいたずら舗装路の 落ち葉を撒いて何処におくらむ
16
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恣翁
何処にか帰る 扁舟 棹をさす先は江南 黄葉の中
20
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灰色猫
紅葉の秋の焔を表現す言葉を持たず息が詰まって
16
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灰色猫
ラテアートアンパンマンを迷わずに飲む子はきっと勇敢になる
15
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灰色猫
陽だまりで玉座としての胡坐をかき王とし眠る猫抱いてます
17
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石川順一
独ソ戦開戦の日や沖縄忌真央さんが死ぬラッパーも死ぬ
10
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日置鳩子
菜花ではなくてオンシジュームでなく山茱萸でなく銀杏のきいろ
9
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日置鳩子
ソニックは音速の中を走り抜け驟雨に潤ぶ紅き縞蚯蚓
11
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葱りんと
大勢の 人に係わり 息してる 分かっていれば 無愛想もOK
13
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葱りんと
夜遅く 家計簿つける 我の背は 包丁研いでる 山姥に似て
18
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桜田 武
老化避けれぬ此の世の六十代古希恐れ「うたのわ」の歳隠す
7
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桜田 武
秋晴れの四方の山野眼に沁みる紅葉黄葉群青に映え
2
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桜田 武
小夜更けて演歌聴き昔日に浸るあの盛年期懐かしの歌
5
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詠み人知らず
苦しさに 溺れるときもあるだろう 私は誰かの岸辺になりたい
11
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詠み人知らず
胸の奥 締め付けられて押し出され 感情溶けた涙 ひとつぶ
9
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詠み人知らず
ただひとり 孤独であること 選んだの そんなの私に関係ないから
7
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詠み人知らず
死に場所を 見つけられずにさ迷って 電子の海で たゆたう孤独を
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