詠伝のお気に入りの歌一覧
朝がお
透明な万年筆にインクさす山葡萄色にて新年待ちぬ
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笑能子
断捨離がさくさくすすむ年の瀬にふと複雑な未練を感じ
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真夏
私を 鎖骨の影が 蝶にする 馥郁たるや 薔薇より甘く
4
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詠み人知らず
七分搗きの米に梅干炊き込みて幸あれと祈りおむすび握る
5
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詠み人知らず
胸底に封印されし遠き恋解凍すれば涙こぼるる
3
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詠み人知らず
遠き君に贈らむ言葉選びつつ星降る夜を寝ねがてにして
4
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穂呂
アカシヤの 花は赤だと 君と揉め 画像検索 サンマの笑顔
3
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高島津 諦
羨んで妬んで僻んで憧れた兎の瞳にロートをあげる
2
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詠み人知らず
焼菓子に臙脂のリボン引き結び真幸くあれと祈りつつ贈る
3
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如月 氷花
悲しみを一人で背負うために吸う 煙草を挟む指が愛しい
5
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如月 氷花
自力では 種子を飛ばせぬ蒲公英の 他人事ではなくフッと吹きやる
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詠み人知らず
地雷原爪先立ちでくぐりぬけあなたの胸に抱かれにゆきます
3
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詠み人知らず
温暖化定説くつがへす寒さ今宵は粕鍋あたたまりませう
6
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inosann
「ちゃん」付けて吾呼ぶ人の少なきに寂しさつのる 賀状の整理
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詠み人知らず
耳かきのひとさじぶんのナツメグで甘き異郷に拉致されにけり
5
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詠み人知らず
君の眼に解きがたき謎秘められてログインできず吾立ちつくす
6
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高島津 諦
弾薬のように己の喉仏撫ぜたる君は何が恐いか
2
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詠み人知らず
冬寒に頬紅く染めをとめ帰る婚姻色と見まがふほどに
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inosann
薩埵峠左手に座する富士よりも開ける海を今は見にきし
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詠み人知らず
言の葉の形と色の戯れを愛でつつ歌の翼に乗せむ
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