へし切のお気に入りの歌一覧
月虹
こぽこぽとこぼれて琥珀になるまでのキリマンジャロにひと匙の夢
26
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月虹
飛び立てる助走の準備はできたから夢見る力を翼に変える
26
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悠々
河川敷に香華は絶えず少年の 非業なる死を悼む人々
19
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悠々
相聞之歌贈れども返り来る、 木霊は虚し、夫への愛
15
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悠々
踏みしめて心もとなき春の霜、 老いらくの恋に吹く夜半嵐
17
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文月
朝の陽が池のみのもに照り返り光のうつはに春が揺らめく
5
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文月
縮こまる手足伸ばして深呼吸どこかで聞こゆ春の足音
5
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富鴨
正気など君と一緒に捨てました心にいつもカニバリズムを
10
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風花
珍しい人からいいねおはじきの 点でSNSはつながる
12
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詠み人知らず
春コートふわり羽織ってセーターの 柔らかそうな不思議が見える
14
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恣翁
春訪へば 別離の歎き甦り 君への思ひ 絶ゆることなし
15
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河のほとり
かなしびは霞立ちぬるわたの原いづこの波にまよふ心か
12
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浅草大将
花よ鳥よ風よ月よとよむ道はときにしるべを外れてぞある
6
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成瀬山水
活きがいいくしゃみで知った春の音世の浮かれとは逆のはななり
10
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半格斎
身ごもりし娘や女の子を待つ父の 念い届けよ長月の頃
10
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夢士
弥生来る陽射し優しく暖かく野の花撮りて心和らぐ
12
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詠み人知らず
逝くまえに目で会話した父さんと 同じかたちの指を見ている
40
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只野ハル
ディテールを置き去りにしてひたすら虞美人草のストーリーを追う
14
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柿の種。
我が生を照らして永き街の燈の消えぬはあらじ我も消えぬる
5
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柿の種。
丸山に一本松の吹きさらし遠く緑に枝を伸ばしつ
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