灰色猫のお気に入りの歌一覧
コーヤ
戸を引いて拝んだひかり朝の陽にパワーを貰い今日を始める
20
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沙久
昨年のリベンジと思い鉛筆に「サクラ咲かす」と願いを託す
20
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沙久
このままで今はこのままシャンプーとその手に髪を委ねていたい
22
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美津村
助からないなら家の畳で逝かしめよと言ひし言葉に我は苦しむ
16
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石川順一
極寒裡冬籠る我仮眠する座布団敷きて座布団枕
17
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絮谷新
散ぐはロビンエッグの殼の色空影映す姿見割るれば
20
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西村 由佳里
今日もまたお寺の小僧になりきって床を拭くのさたったかたかと
11
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inosann
海のぞむ富士はいかにも穏やかで近づくにつれ険しくなりぬ
23
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詠み人知らず
川向こう朱に交わったマンション群 何の予兆か ざわざわざわと
16
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詠み人知らず
窓の向こう三人ほどの話し声 入眠までの 薄い幻聴
25
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澄舟
君といてイルミネーション眺めても寒くて寒くて寒くて うつむく
16
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inosann
やわな同士二人三脚の夫婦なり「元気でいてよ」とまじろがず妻
18
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秋日好
吾を横に座らせ「どこがレか判る?レラシファソレソラ、ファはシャープ」
11
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秋日好
言葉練る合間に痛みも納まって残るは愛しさふたりの暮らし
19
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inosann
妻置きし荷につまずきて怒るさま短歌に詠まんと言葉を練れる
16
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ラベンダー
無理しても 痩せて綺麗に 貴方には そんな思いを 告げずにいたい
13
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まあさ
久々に暖まりゆく教室に 心の温度差 持つ子ども達
26
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うらうら
限りある命は誰もみな同じ 今日のひと日を 生きるのみなり
10
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詠み人知らず
くず餅を食めばあれこれ思い出す旅の土産はありがたきかな
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詠み人知らず
くず餅に蜜と黄粉をかけて食う素朴なれどもしみじみ旨し
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