藤久崇のお気に入りの歌一覧
野々花
今年また積もった雪をかき集め二羽のうさぎを並べて作る
25
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inosann
自虐には懺悔、自愛は冒涜とふっきれる部屋に朝陽の貫く
14
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野々花
知らぬ間に五分遅れて鳴る時計やる気ないのか電池ないのか
17
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千映
寒さゆえ筋肉こわばる体に似てガッチリ硬い茄子の皮剥く
17
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石川順一
階段は雪で覆われ足跡と松の葉が落ち鳥居の立てり
24
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リクシアナ
何となく君に呼ばるるここちして耳をすませば月が囁く
35
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藍子
痛くない麻酔をしますと言いながら何故に痛いの歯医者の嘘つき
16
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沙久
もうどこにいるかわからぬ貴方への手紙を小瓶に入れ海へ放つ
21
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九條千鶴
ちらちらと舞い散る雪に誘われて見上げた空に踊る梅かな
12
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なかしぃ卿
ドリカムが三人ありし頃を知る我も四十路を少し過ぎたり
9
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滝川昌之
学校であった出来事話す子の 身振り手振りの度にうなずく
29
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みやこうまし
「人生はすべて貴方が決めている」 アドラーは言う 心理学者の
22
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あふひ*・○・*
菜の花をブーケにそっと忍ばせる山の春とは黄色からだと
29
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望月弥生
あらたまの 月にこころを あかしてや 継げぬ言の葉 雲に隱れて
12
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朔夜
雪は降りしばし積もりてやがて消ゆ人の噂もこの雪がごと
14
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inosann
「生きてても良いんですか」と妻に問う「お願いします」と返してくれる
26
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ながさき
侮辱され 罵倒されても 法を説く 不軽菩薩の 修行を想ふ
24
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虹と星
犯人は虹の第一発見者。悲しみはそう言い息絶えた
9
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己利善慮鬼
雪鏡まことの恋を秘めたるは垂氷の縁に濡れし袖かな
10
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助平小町
丑三つにポツリと灯る家の窓 歌考える君の光か
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