螢子のお気に入りの歌一覧
トーヤ
いつもより少し色濃いアスファルト 溶けられなくてからだが消える
10
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白亜
雨露に濡れて日毎染まりゆく濃い紫を君や知るらん
14
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三沢左右
西の空朱に染まりて東の濃青深むる空ぞさやけき
12
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こはぎ
もう一度巡り会う日は君がまた見惚れるような私になろう
4
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ふきのとう
友とゆく美濃の旅路に思いはせ時計の針を五時に合わせる
9
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ケンイチ
夕闇に深く抱かれし少年のみなとみらいの未来も過去に
9
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ほたる
一夜ごと深まる色の痛ましさ何を濃縮するのか紫陽花
7
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ケンイチ
うら若き風薫るみち薄れゆくわが魂の哀しみ覚ゆ
9
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聴雨
かたくなな心ほどけて笑むごとく泰山木の花はほころぶ
11
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狭霧
時となく泣き寝に寝入る暁の夢の枕に君を見るかな
4
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狭霧
我が袖の涙も絶ゆる暇なきを競うばかりに降れる白雨
5
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狭霧
竹群は小笹に銀の露おびて雨間のあした輝き渡る
12
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白亜
色はいますべて雨に滲みだし ちひろの絵のごと わたしを包む
18
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ケンイチ
円き日に花はうつくし歌の川 女ごころは分からぬけれど
11
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ほたる
ため息をつけば幸せ逃げるって?そんな溜息ためてどうする
13
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聴雨
月流れ寂しさ募るしづか夜はささめく雨に花こぼれ散る
14
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浅草大将
幾夜かもただまつこりに溺れつつ涙ながしてありなれの河
10
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falcon
風さそひ咲き散る沙羅のはかなさをおしへしひとぞ今は恋しき
22
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falcon
原発にノーと言いたるイタリアの友懐かしきアドリアの海
9
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詠み人知らず
浴衣へと匂ひ袋を挟み込みジキチン天神祭の準備
5
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