詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
コーギーが我が前を行く夕暮れに世間話の二人を過ぎる
15
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石川順一
奈良県の集中豪雨調べたら多様な事実に突き当たり居り
18
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石川順一
傷の川豊かな稲の実りかなまだまだ花の段階もあり
14
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灰色猫
缶詰のほうれん草に混じってたポパイをささっと湯通ししてみる
17
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ふじこ
久々に君がねだるは子守唄 手重ね歌う眠りし後も
20
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夢士
世に出でて名も問われずに咲きて去る四季折々の小さき野の草
20
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へし切
花の香に君の匂いを思い出すアスタリスクの降り積む秋に
31
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灰色猫
叶うならお前も秋を鳴きたかろう絶えゆく星の如きほたるや
24
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詠み人知らず
湯上りに 腰に手を当て 一気飲みすれば 乳糖不耐で ぎゅるる
14
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詠み人知らず
果つる身を惜しみてなくや 夕風に遠くただよふ 蝉の音かなし
22
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詠み人知らず
蜘糸のごとく心許なく繋がれり 誤解うみつつ齟齬はらみつつ
11
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詠み人知らず
女子からの相談 答えは要らなくて ただ共感が欲しいだけだね
21
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inosann
「うたのわ」にも秋は来にけり柿の実の色付きはじむと歌のとどきて
27
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滝川昌之
愉しげに朝のちぎれた雲の中 紛れ込んでは消え残る月
27
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まあさ
いちはやく 枝を離れた 暖色の 落ち葉がカサコソ 秘密の相談
25
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吉野 鮎
雨あがる朝を鶺鴒小鳴きして憂きことどもをしばし忘れむ
26
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吉野 鮎
眞夜はつか秋時雨過ぎ明け初める耳澄ませきく鶺鴒のこゑ
18
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千映
生ビール上野で呑んで饒舌な吾は仙台でまだよっぱする
14
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夢士
蝉時雨止みて始まる演奏会エンマにオカメとツヅレサセかな
15
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リクシアナ
コスモスの咲く道なりに独り行くコートの襞をつたう秋雨
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