半格斎のお気に入りの歌一覧
士心
月に二度 ただ手を上げての挨拶に 想いよ募るな募るな恋よ
6
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まるたまる
ざらついた喉の奥には絡まった言葉が行き場を無くして爆ぜる
21
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水島寒月
まる四年過ぎて転移も再発もなきと告げられ祝杯を挙ぐ
8
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螢子
月愛でる心教へし人のあり君はなくとも月は出でたり
29
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櫻日 誠
をとこといふ性に焦がれた青春が今胸当て着ける幸せを知る
8
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櫻日 誠
いざ行かん海のおのこの生き甲斐は敵を撃滅青波に飲まれ
2
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櫻日 誠
靖國で出會へましたか英靈よ鳩の亡國憂ひでいぬか
5
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たんぽぽすずめ。
鉄棒に止まれどすぐに飛び立てり雀の足が気になる酷暑
28
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卯月
祖父の死をまだ解らずに幼子ははいはい遊ぶ通夜の枕辺
21
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たんぽぽすずめ。
九千の拍手をホントにありがとうチョモランマの上に梯子す如く
25
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詠み人知らず
生きて往きゆきていかなむ寂光に生れ落ちしが決定にして
13
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楓
過去の恋忘れなくてもいいじゃん無条件で好きなんだもん
6
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悠々
結婚はしてないけれど二十年おやすみなさいのキスはしてます
31
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詠み人知らず
京なる賀茂の流れのささにごり雲ヶ畑には雨の降るらし
12
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リンダ
忙しい時に限って「抱っこして」猫と子供は本能のまま
20
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浅草大将
夢に逢う君はいつでも消えてゆくあの夏の日の陽炎の中
28
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聴雨
山の端に深き茜の雲のすじひと刷けおきて秋は夕暮れ
21
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れい
待ちわびた宅配便にドア開くくつ下右足履かないままで
4
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浅草大将
荒れ果てて籬も朽ちし我が屋戸の狭庭に花をのべの秋草
17
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螢子
元カレや元カノという言葉在り失恋はいま軽くはじける
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