半格斎のお気に入りの歌一覧
日央
肌に満つ潮を愛しと思へれど乞へば乞ふほど恋になるまじ
5
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只野ハル
引き留めるまことも強さもなく望むならと去らせてしまった
6
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ほたる
インスタントスープ程度に好まれて君を温める人でありたい
26
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恋花
静けさが身に染む夜に一人泣きするはずもなくビールをあおる
5
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浅草大将
夕凪の海をながむる今日の宿誰まつ風の吹くこともなく
15
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よち
あの人に呼ばれた気がして振りかえる もう 声なんて 覚えてないのに
8
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葉月きらら☆
燃えるほど恋した葉月通り過ぎ今穏やかに貴方を想う
15
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ふきのとう
コスモスに秋風そよぐ今日の日心靜かに母と語らふ
12
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葉月きらら☆
越えるには難しいほど高い壁その向こう側私は眠る
4
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葉月きらら☆
焼けた肌燃える想いを置き去りに葉月去り行く恋消えて行く
10
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水葉
抱かれる苔むす緑せせらぎに木漏れ日浴びて想いはるかに
11
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芳立
焼けわたる憂き世をおきて空ばかり高くなりつつ秋をととのふ
23
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三沢左右
あかき火と夢かの月に照らさるる能舞台こそ風しづかなれ
25
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三沢左右
ばらりばらと爆ぜたる夢の薪能 なにはの月に や、の一声
21
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詠み人知らず
オレンジの蝶がミモザにとまりきて猛暑あびつつ優雅にまいし
15
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芳立
むらさめの去ぬれば遠きいなづまのしづけき早稲に朱き月かな
19
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四季野 遊
いつまでもあなたの胸の隅に咲く小さな花のままなら良くて
7
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若楓
けふだけは辛し悲しと慄くも君あらねども明日は泣くまじ
11
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詠み人知らず
黒米がとうとう稲穂つけたりて小さき白き花咲かせおり
14
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まるたまる
暴言も暴力のうち悪意をもって放つのならば罪人と思う
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