平 美盛のお気に入りの歌一覧
光源氏
生を受け試行錯誤の醉ひの日々夢に夢見る歌の通ひ路
27
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光源氏
うらうらと照りて漕ぎゆく舟のあと隠らふ花に比良の山風
19
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光源氏
命あらば心根明かす和歌の浦あの世を照らす月と思へば
26
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恣翁
あどけない 瞳の奥の 無自覚な 悪意で誰かを 傷つけるんだね
69
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龍翔
千羽中一羽だけでも良いからさ。どうかあいつを助けてやって。
4
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日央
夕焼けに染まる影を眺めては過ぎし月日の速さを思ふ
7
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紫水大夫
油照りひとひの暑さきはまりて 褥を何にか替へたるものを
5
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由良
しゃわしゃわと夕立のような音立ててコーラの泡が崩れて溶ける
7
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みずたまり
いつもなら仏頂面のおじさまが無邪気な笑顔で銀座音頭を
6
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浅草大将
にごり川よどむ油を腐らせて夏の日照りにいつはりの虹
10
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庭鳥
全開の窓の向こうで高らかにサイレン鳴らし走る救急
5
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浅草大将
小夜更けて誰か戸叩く音と聞けば初かに秋を白雨の降る
21
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粕春大君
高照らす日を遮りし雲の下罪なき子らは灰燼となり
24
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たんぽぽすずめ。
中国のエアコンを買い取り付けた砂漠の部屋はチョモランマなり
15
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粕春大君
風もなき宵の葦簾にしみ入りて岩もる清水の音の涼しさ
29
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羽
折りたたみ傘ひとつ分の雨の香をしずかに吸ったきみのとなりで
27
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浅草大将
風熱き夏野の果てを見さくればあかねに燃ゆる夕空の雲
16
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まるたまる
アナキンがダースベーダーになるなんて知りたく無かったそんな暗黒
6
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ゆびきゅ
こっそりと あなたの影にぼくの影 触れて重ねて 釘を打ち込む
26
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浅草大将
果しなき夢さへ捨てていのちより未来よりもと欲りし唇
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