朝野沙耶のお気に入りの歌一覧
栞
言の葉のプラスの力に魅せられたわたしは言いたい 武器にしないで
8
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ゆきみや
窓の外狐一匹雪の上音もたてずに駆け出してゆく
4
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美生子
名も知らぬ父祖の眠れるカロートの眞ん中に置く父の骨壺
8
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常吉
夢一途 あの人想う 道すがら空を見上げて また涙かな
6
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茂作
今朝はまだ咲き殘りけり裏庭の あした見るべき山茶花の花
14
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び わ
陽当たりにキンセンカ咲く黄金色見る人誘う夢の世界に
5
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横井 信
凍りつく冬でも温い陽のあたる朝の駅から鳩が飛び立つ
8
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なりあきら
北風が 吹き来る朝は ひよどりの 鳴くその声に 草木がそよぐ
7
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恣翁
陽の当たる縁の柱にもたれたる 直き背しは 若き日の父
12
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うすべに
目覚ましのかわりとばかり吹きすさぶ 朝の寝床で聞くもがりぶえ
11
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へし切
ふるさとに宿りのゆかりも今はなく思い出だけが僕のふるさと
14
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灰色猫
雪を食べたいって言われた時の賢治って溶けてなくなりたかったろうな
8
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ななかまど
寂しさをいや増すような虎落笛 冬将軍の先達なるや
11
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横井 信
まん丸の月のあかりの凍りつく畑に残る雪の足あと
13
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KEN
暗闇を咀嚼す冬の蟲の音 雪に降り積む月の灯踏めば
12
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みそ
信じてる 納豆ご飯食べれたら、もっと大人になれるんだって。
3
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みそ
温かくなってしまうの 迷惑な君の煙草の匂いなんかで
5
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へし切
しあわせの温もりひとつほっこりと あの窓この窓 灯りがともる
12
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平瀬たかのり
立つ瀬なく己から告げし「さよなら」の奴隷となりて今日も生き往く
5
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平瀬たかのり
汁かけの飯にたくあんバリボリと今日生きた音明日生きる音
4
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