詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
老いぬれば愛しむ命のはかなきを思ひて刹那を大切に生きる
24
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みやこうまし
かくなるとは 思いもよらぬ絆かな 認知の妻と運命分かつ
29
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あかる
なにげない君のしぐさに君の声 消えゆく記憶におそれおののく
5
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あかる
「おとうさん」そう呼ぶいとまもなく逝きし 君をいまだに「さん」付けで呼ぶ
8
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あかる
ゆるやかに続くみどりのトンネルを ひとりでくぐる今日もあしたも
6
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桜町
いくめぐり花のうてなにもれにけむ身は末の世の果てに流れぬ
1
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桜町
かぢをなみ渡りもあへぬ世の中は憂きこと多み沈みゆくなり
2
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夢士
人へらし事業すてゆく大企業これで黒字か会社経営
7
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ほの香
さへずりもささやく声も其処彼処 音にもあをき色ある季節
22
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もぢずり
夕顔の虚空にひとつ笑みかすかはりさけ呼べど吾子よと呼べど
3
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もぢずり
揺り椅子に妊婦一日楽と書と時におなかに語りかけてし
8
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もぢずり
あの頃の血を吐く歌を雨音のしるき夜息を詰め推敲す
7
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水ノ衣
日の入りや日に日に伸びては色を変え街行く者の瞳愉しむ
26
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大埜真巫子.
これ以上 穢れないよう これからは なにも 何も 触りたく ない
19
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如月弥生
我が想ひ ふたたび満つる上弦の月が見ている 春の家路に
2
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みなま
楠の香り放てる春の宵古いしがらみすっくり落として
8
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まりこ
眠い目をこすればここは深い森 苔柔らかに足枷をする
4
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河のほとり
藤の花色ふかくてぞ乱れたる行方も知らぬ風にこたえて
11
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詠み人知らず
池袋蓼科広島横浜と去年の五月雨思い出してる
3
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霧絵エレイソン
まだら猫の抱き枕だけが知っている今日の私の心臓の音
6
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