藤久崇のお気に入りの歌一覧
藍子
時雨の夜温もり求め手繰った手貴方の居ないシーツ冷たく
9
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inosann
雨風に抗うごとく若き日の気性の荒さ今も秘め持つ
26
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矢車菊
ケイタイであの日のぼくを呼び出して伝えたい 「いま、幸せだよ」と
17
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万陽
青果店 頬赤らめて こちを見る嫁入り前の 苺の集団
15
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野々花
哀しさは雨降る朝のせいにして恋の歌などノートに記する
26
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まあさ
己がじし 背伸びをせずに 飾らずに 素直に言葉 綴ってゆけたら
26
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野々花
落ちてなお色を留めし雪椿風吹くままにその身ゆだねる
31
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野々花
如月の梢を渡る風の音が心に絡む月曜の朝・・・
18
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灰色猫
掬うても掬い尽くせぬ冬の海凍えた両手で空へ掲げる
19
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灰色猫
皺くちゃの折り鶴ひとつ棚にあり母が飾った我初めての鶴
30
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吉野 鮎
朝ごとを來啼く鶯われを呼ぶきみが聲かと玻璃戸を開ける
10
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へし切
梅の香にさそわれ来鳴く鶯の 初音もこほる寒き朝かな
31
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吉野 鮎
荼毘の朝白梅が枝に鶯の來啼くを君が別れを泣くやと
9
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秋日好
君からのバレンタインのチョコ玉をふたりで頬張る 凪の日戻る
22
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bgvillea
真新し真白き靴を履く人も春まもなくの真砂踏むかも
8
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市之瀬 進
たいていは上に八十貼ってあり跳ぶに跳べない二円のウサギ
12
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詠み人知らず
寝言でも呼んでいたらし君の名を 届かぬ想いに焦がれる心
8
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リクシアナ
白群に海原染めて群来いたり小樽の浜に春訪れる
25
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市之瀬 進
帰省した息子の語尾のアクセント林檎色した津軽を思う
15
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片井俊二
耳たぶを紅く染めつつさす傘に牡丹雪ふる春への道を
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