野々花のお気に入りの歌一覧
雪柊
憂う時 先人達の叡智借り揺れる心の行く先定める
10
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雪柊
母来たり 娘が母にベッタリで出番が無くて 少しヤキモチ
13
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千映
高齢のお食事会のボランティアまだまだ若いと吾を慰め
7
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雪柊
「元気のね 秘訣は食べることなの」とトンカツ一枚 平らげる母
16
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悠々
ひさびさに歌のわ村をたづぬれば薄日に匂ふ歸り花かな
27
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ことほ(言祝)
オレンジの烏瓜ひとつ藪の中雨にうたれて冬始まりぬ
7
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林林
ご好意に「すみません」でなく「ありがとう」素直に言える人になりたい
19
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たけくらべ
木枯らしに舞ふ境内の散り紅葉巫女裝束も風をはらみて
7
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桐生賄
ウサギさん、羊にクマのぬいぐるみ ベットのお伴についております
7
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へし切
くれないの己が血潮に身を染めて凍てる大地に冬の薔薇燃ゆ
23
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夢士
孫去りて静まる室に「風呂の声」耳に大きく冷たく響く
14
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夢士
帰り来る君待つ時の長し夜の部屋にチクタク秒針の音
15
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さゆ
生きるのに いろんなものを背負っても 重いだけだよ 身軽に歩こう
6
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もり
番号で呼ばれる国できみの名は呟くだけで舌にとろける
8
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只野ハル
雨の降る冷たい夜に届きたるマイナンバーをそのまま仕舞う
12
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只野ハル
初雪の薄衣覆う紅葉の新聞写真見る寒い部屋
8
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只野ハル
火の気無き部屋でパソコン前にして歌詠めぬまま冷える指先
17
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コーヤ
ゆっくりと点滅見せて華やかに心潤すイルミネーション
9
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まぽりん
あき果ててかれゆく人を留めかね我が身にしむるこがらしの風
37
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みずたけ
先を見る空を見上げる前を向く眼下の花に気づくことなく
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