吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
ラベンダー
晩秋の 枯山水に 映える紅 風に揺られて ひらひら踊る
20
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詠み人知らず
遺された者は辛いといふけれど一つ足せれば いつかは幸なり
27
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灰色猫
虫の音の途絶えた朝に寒々と明け初む星に冬来るを知る
26
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灰色猫
叫んだら涙のようで流したら救いようでまだ生きられる
16
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灰色猫
まだ君が子犬の頃から歩いたねいつもの道はつづいているよ
19
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灰色猫
本当の出会いでしたね高鳴ってぎくしゃくしながら大事な恋です
17
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とはと
稲を指し在り処輝く金色の山の下行く労わり共に
5
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ユキ
たくさんの 嘘を重ねた 大丈夫 いつか壊れる ときを知っても
7
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千映
ストーブの薬缶のお湯の煮えたぎる音色々に聞こえる不思議
12
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千映
腕からの採血無理と手の甲に刺された針の痛さまだある
13
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千映
肩すぼめ歩く姿は三歳も老けて見えるし ニンニクを食む
11
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九條千鶴
街路樹が敷いた落葉の絨毯を踏みしめ歩く幸せな朝
8
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九條千鶴
車窓から見てた田んぼの畦道が車道に変わるときを見られず
6
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九條千鶴
起きるたび死んでいく心を抱え今日もまた生きていくしかない
4
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詠み人知らず
年下の女の子ほど嗚呼またか御名前なんて読むのか知ら
5
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源家末裔
道の駅食堂行って唐揚げを頼み食べてば量多きなり
5
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夢士
冬日向ビジネスバックぞろぞろと飲まれ行くさき展示会場
15
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inosann
二十代を棒に振りし如ひこもりを採用せんとす企業の着眼
18
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ふじこ
風は風吹き抜けるゆえ風になり 人は人ゆえ人になるらむ
17
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ふじこ
富士見湖の水面にしづく舞橋やいつぞ飛び立つ田鶴にかはりて
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