詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桐生賄
シクラメン 下手な水やり ポキッとな 折ってしまって ありゃりゃりゃりゃあと
17
もっと見る
千映
年甲斐もないと嘲笑されること覚悟で臨む愉しき世界
14
もっと見る
夢士
陽の沈み孫ら帰りて冴返る寒緋に群し鵯も塒へ
20
もっと見る
コーヤ
陽春も寒の戻りで冷え込むも背筋そらして笑む水仙の花
20
もっと見る
コーヤ
枯れ野辺に一筆一筆色入りて彩り豊かな春の舞台へ
26
もっと見る
芳立
良かれとて人は為すとも御仏の眼に見ればなべて誤る
9
もっと見る
まあさ
あたたかい 春の音色が 響きます ようにと祈る 新月の夜
23
もっと見る
河のほとり
見し夢のなほ覚めやらぬ心地していづこもかほる梅のさかりか
20
もっと見る
己利善慮鬼
言葉さえ空虚な夢に鎖されて恋するほどに夜は切ない
7
もっと見る
澄舟
伝えなかった思いが過る夜の隅無意味に光る電話BOX
17
もっと見る
inosann
「私のほかカッコイイよと言えるのは私だけよ」が妻の決まり手
16
もっと見る
さほり
遠すぎず近つき過ぎず胸焦がす宵の星と三日目の月
9
もっと見る
己利善慮鬼
往けよ往け道の遥けき明日には砂塵の声と梁塵の歌
6
もっと見る
石川順一
改耕碑祖父の名前を発見し歩いて帰る梅も綻ぶ
17
もっと見る
藤久崇
波迫めて 母を振り捨て 延びし身の ややむ上こそ 君は聞きけれ
17
もっと見る
コーヤ
昼下り甘いスイーツ食べながら語る言葉に春の花咲く
20
もっと見る
コーヤ
目映くて目覚めて伸びた土筆の子微笑む花と春を満喫
20
もっと見る
絮谷新
疼らぐは懷中時計の刻みかな空の噐に過去の呼び聲
18
もっと見る
松本直哉
ふはふはの毛におほはれて繚乱の春を待ちをり辛夷のつぼみ
11
もっと見る
夕夏
ことのははひとのこころにしみこんでしらずしらずにしょうかされいく
9
もっと見る
[1]
<<
260
|
261
|
262
|
263
|
264
|
265
|
266
|
267
|
268
|
269
|
270
>>
[411]