詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
沙久
ちっぽけな哲学が湿気てしまわぬよう心にシリカゲルを詰めてゆく
22
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沙久
好きだってもっと言えば良かったと君の写真を破れずにいる
25
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石川順一
前日に知らせて欲しい掃除する主体は何時も急襲気味で
13
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コーヤ
うららかな春の陽射しに蕗の薹花のガク開け白の微笑み
23
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コーヤ
輝いた笑みと語らう梅林の漂う香りに心もほどけ
17
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林林
ひなたにて花終わる頃ほつほつと日陰の梅は咲き初めにけり
23
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ユキ
故郷の 真白い大地に 抱かれて 眠る魂 また逢う日まで
8
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滝川昌之
不合格 第二志望に行くと言う 前向く君の背をそっと抱く
19
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たみお
数年に 一度くらいは 「死にたい」と 思ったところで 何が悪いの
8
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九條千鶴
さびしさを春の霞のおくるみでくるんでくれる春が来ました
11
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藍子
白鷺が冬枯れの田に姿見せその凛々しさに我背も伸びる
11
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藍子
人生の終わりは木の葉が散るように静かにそっと私は逝きたい
10
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まあさ
約束を 守って開く 桃の花 厨の小窓 磨いて愛でる
22
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澄舟
早春の風にかすれる白百合の輪郭さびし絹のスカーフ
13
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まあさ
病室に 持っていきたい 車窓から 見える春色 ひとかけらでも
25
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へし切
霞立ち山の谷風吹き来れば花やおそきと鶯の鳴く
29
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沙久
この世界君がいるただそれだけで美しく見えてくるから不思議
18
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灰色猫
後世に受け継ぐことが誉れなり例えば正しいお米の研ぎ方
20
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inosann
幾つもの今日の仮面を歌にする吾が背に妻は孤独を見るらし
26
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新座の迷い人
鶯の 初鳴き声を ニュース聞き春が傍まで 嬉し事かな
10
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