半格斎のお気に入りの歌一覧
林ユキ
風紋のむらさきの影踏みしめて裸足で歩く夜明けの砂丘
24
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浅草大将
吹き去りし風ひとすぢのしをり草荒野に道の標ともなれ
22
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薫智
なれるなら優しい歌をささやいて振り撒くセラピストになりたい
13
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芳立
もろともに虫の音きくや彼岸花つゆにぬれつつたれを偲べる
10
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一葉
急流にのまれる如き抱擁に見え隠れする貴方の孤独
13
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詠み人知らず
群れきたる椋鳥の声におどろきぬふるへる秋のゆふぐれの木々
12
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沙枝
一日を誰を思って過ごしても 夫の好物浮かぶ午後四時
7
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葉月きらら☆
ゆらゆらと漂うだけで良いのならこんな本気で愛しはしない
8
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椿桂
しあはせは 只其處にありて 佇まん氣づく心に 日の出眩しく
11
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三沢左右
この夜の時一刻を刻みゆくアール・クルーのアルペジオの粒
22
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歌織凛
夜をゆくバスの窓辺の旅人に街の灯りは重なりゆく
9
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芳立
秋はまだふけぬ風にも葛飾のけさはけやき葉ちり初むるかな
15
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浅草大将
浪の上をただよひ初めし夕闇に影かくれゆく沖つしま山
14
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じゃこ
待遇が違う気がするわたしにも手を取りながら姫!って言って
13
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小池真
助手席の 確信犯の指先に 諫めのような接吻をする
4
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geriondc
あじさいに和風ドレッシングが合うと 窓辺で私に言うかたつむり
10
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小池真
煙草もつ 指がわたしを邪な 気持ちにさせる夜の高速
3
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村木美月
女とは不毛の心持つ日にも台所では正しく刻む
40
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浅草大将
秋たけて水もひびきも清滝の凍るばかりにしるき月かげ
17
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枯葉
こうしたい想えば浮かぶ夢ばかり努めはどうした己が問う
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