どるちぇのお気に入りの歌一覧
市川春水
文学で人を潤しつないでく心にかける橋となりたし
12
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市川春水
「発車します」 ひとりぼっちのバス停にかすかに梅が薫った気がした
12
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深倖(白子鳩)
春立ちぬ。空に散らばる雲みては、風もそよそよやわらぐこの日
11
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深倖(白子鳩)
いにしへに、そびゆる富士に この斜陽あと先の世にも 伝え残らむ。
4
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深倖(白子鳩)
隠された秘密のおいしさ入れるより君の笑顔がもう隠し味
3
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いり子
うやむやにしてしまうようなくちづけをしていたはずがされていました
9
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五穀米
エルグレコの描くマリアは赤き衣纏いてスペイン女の面影
5
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いちにのパッパ
今日こそはママに怒られないように五歳と二歳とパパで片付け
18
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もなca
おろしたての白いスニーカー履く君のつま先あたりに踊る春の陽
22
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緋色
つぐないの雨を降らせる人を見た 綺麗な花が咲きますように
28
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緋色
微睡みの中でずれゆく針音のつくろいとして君の声あり
6
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しづく
やわらかくかかとがふれた瞬間にうっかりあたし羽化してしまう
5
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しづく
むずかしい事はいらないひとつずつまずは名前を呼んでください
4
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しづく
めいめいの小鉢にそっと菜の花は肩をゆるめて座る 春だね
10
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詠み人知らず
曖昧に重なる夢と現実を二人分けあう冬のラザニア
20
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藍鳥
北風と夕焼けに染む君の頬 触れたい指はポケットの中
3
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楯アキオ
リプトンと内巻きの髪が似合ってるきっと彼女はiPhone持ちだ
9
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楯アキオ
落ち着いた、ふたりになってしまったなあ、上手く切り出す「またね、おやすみ」
3
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はな
守るためしていたはずの手ぶくろでつかみそこねたたくさんのもの
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恵
ぬばたまの夜風舞ひ落ちなほ水面 儚い春で埋める櫻よ
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