由良のお気に入りの歌一覧
螢子
古の人々名月見えぬ夜も心の目にてうたを詠みけり
14
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三沢左右
夏長くいや繁るらん桂葉ゆゑまされる縁の月ぞかかやく
20
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トーヤ
交し合う「またどこかで」は知っているいつか未来が交わることを
7
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薫智
水の中目を閉じ境無くなってなんかそのまま溶けていけそう
12
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詠み人知らず
人知らぬ夢のあなたのさくら木の褪せぬは青き花のその色
9
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三沢左右
自販機の羽虫ゆくりと歩きをりアクリル越しに焦がるる九月
23
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薫智
使われぬ仕込み刀のような僕抜いたら最後かえす刃で
10
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浅草大将
夕暮れの野辺に尾花の手まねけば空に答ふる初雁のこゑ
15
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三沢左右
荒野分に吹かれ落ちけむ星ぼしも晴るればありし坐にませり
16
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加祢
あかあかし囃子に合はせておどりやんせとにもかくにも理屈言はんと
21
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瀬波麻人
この部屋にはてんとうむしを閉じ込めてあるからこれはひとりごとじゃない
15
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龍翔
指先で あなたのことを想いつつ ふうせんかずらの種を転がす
17
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平凡人
知りつつも果ては何処と乞いにけり月も照らさぬ闇の恋路に
13
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浅草大将
吹き去りし風ひとすぢのしをり草荒野に道の標ともなれ
22
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トーヤ
「秋です」と最初に教えてくれたのは声も届かぬ高き青空
61
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恣翁
コンビニの 脇の閑地を 吹く風に やさしく搖れる 秋桜の群れ
30
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三沢左右
今朝も鳴くひとつツクツクボウシあり 冬ごもりなどするにやあらん
12
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たんぽぽすずめ。
きれぎれの言の葉満ちて吹く綿の風のひとつに君をおもえり
36
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たんぽぽすずめ。
もし今日が地球最後の日であればありがとうってみんなに叫ぶ
16
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三沢左右
生ぬるく仄立つ色を夕空に染めて千色の秋は暮れけり
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