卯月のお気に入りの歌一覧
羽
銀盤の孤独はエッジの先端に削れる氷のいたみにも似て
22
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ゆら
強さとは何なのですか 守るとは何なのですか蒲公英が咲く
9
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島祝
身垣守衞士のたく火の夜は萌へ昼も萌へつつ物をこそを萌へ
9
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悠々
黒猫も白猫もみな欠伸する春とはなりぬいざ恋をせむ
21
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天鈿女聖
地下鉄の線路に飛び降り自殺して青の世界を覗きこもうか
3
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ほたる
わたくしの誕生石はダイヤです 揺るがぬ誇りと光を我に
7
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島祝
これやこのヲタとリア充分かれ道知るも知らぬもエヴァンゲリオン
51
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ゆら
得意技「詭弁」と書いたら試されること恐くない面接写真
3
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谷川めぐむ
むすんだりひらいたりして楽しめた手のひらはもう私にはない
13
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ゆら
老犬を日干ししている昼下がり茶色い尻尾がふかふか揺れる
6
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氷吹郎女@停止中
思い出の代償として教室の居場所を一つ支払いました
5
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氷吹郎女@停止中
春めいた陽の射す床に寝転んで玄関マットになれそうな犬
9
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あみー
ドーナツは何回転もするだろう たった一度の笑顔のために
9
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あみー
神さまは高いところが怖いので一度も地上を見たことがない
11
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詠み人知らず
ささやかな願いのために探してる六等星がみつけられない
6
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海月琉珠
春はもうそこまで来てると鳥は鳴くけれど冬毛が脱げないわたし
4
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詠み人知らず
和菓子屋の棚からこぼれる満開の桜餅ひとつ連れて帰る日
15
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赤橙黄緑
今はただ忘れてしまうことだけが悲しくてまた日記を書いた
8
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有為
青空ににじむ香りも早春のにがい寒さもブラックで飲む
3
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ゆら
ゆらゆらとゆらは死にそう青空にふくらむ蕾のなかみがこわい
6
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