白亜のお気に入りの歌一覧
falcon
暗き枝に妖しくかかるルナ・ロッサ黒きうす衣毒薬ほのか
13
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falcon
明日に咲くつぼみを抱きよるべなくセ・ラ・ヴィ細竹かよわき腕
11
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falcon
薔薇摘むも帯はほどけて海を染め薫る移り香君が御胸に
11
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半格斎
代かきを終へし水田に映りゆく空の青さや風わたる夏
23
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詠み人知らず
桜貝ほどの関係手のひらの上で儚く割れて花散る
21
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粕春大君
かき暗す雲に憂きとや鳴神の音なくこの世を渡るべらなり
22
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三沢左右
目落としてをれば頁に光落つ 電車トンネルより脱出せり
15
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三沢左右
パンプスがテンポを上げて鳴り出して風の五線譜に君のメロディ
24
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三沢左右
わが目よりひとつ遠くの電柱に烏を見をり七つの子供
10
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三沢左右
やはらかき髪やはらかく掻きやりて視線は遠し 走れ子供ら
9
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詠み人知らず
散りぎはのみちをたづねて迷ひけん木下の闇にうかぶ花かげ
8
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詠み人知らず
ただ一度わたしを打ちたる母があり 愛ゆえと知る卒業ののち
22
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河のほとり
花さそふのちの風さへしづかなる春のかぎりのゆふぐれのそら
30
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河のほとり
晴れあへぬ空ほのぼのと差せる日に千々の玉とぞ雨の輝ふ
20
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ふきのとう
シンプルに生きてゆこうといさぎよく思い出捨てる五月晴れの日
19
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芳立
をとめ座はつながるだらうあらがねに星くづひとつひとつ点して
18
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芳立
すぎたりし春雨になほうるふ月満ちてさらへるひとのこころは
12
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浅草大将
晴れてるぜ今日は洗濯しろたへの衣ほしても雨は降らねえ
27
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たつかわ梨凰
月影の雫満ちたる薔薇園に恋人という時間(とき)を葬る
4
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たつかわ梨凰
波の手が奪い合いたる足あとのやさしさ月へと続くとおもう
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