桜田 武のお気に入りの歌一覧
灰色猫
マフラーでぐるぐるじゃれる猫を見ているだけなのにあったかいです
10
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灰色猫
紅葉をつかもうとする手のひらがとても白くて初雪のよう
9
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滝川昌之
秋夕焼け 合唱コンの課題曲ごときに誰の胸にも染みて
12
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ななかまど
われが食み鵯も食む柿の実を秋の日差しは見守りており
10
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横井 信
透きとおる秋の陽射しは柿の実のたわわにみのる畑に遊ぶ
9
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ななかまど
虫刺され迷わず患部とりあえず昭和の肌に合うオロナイン
9
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ななかまど
夕焼けに吸われるように飛ぶ雁は絵の隅に描くサインのように
10
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へし切
秋の空 澄むも澄まぬも中々に 紅葉初めたる奥の山々
11
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へし切
秋の日の空の青さや新松子 手入れの後の松枝に残り
13
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滝川昌之
アケビ色 高座着をきた円楽をしみじみ探す日曜の夕
12
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滝川昌之
ごちゃごちゃとボルダリングの壁のよな作品展の幼稚園廊下
12
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灰色猫
雄大なオーシャンブルーを美しく自由自在に泳ぐ象の群れ
3
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灰色猫
時々はお味噌汁など失敗し幸福とはそういうものだろう
5
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ながさき
引っ込みが つかなくなって 突き進む いつか来た道 昭和の嘆き
9
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ながさき
生かされて 生きる命を 何のため 使ひ生きるか それが大事と
7
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ながさき
動員令 抗議するデモ 参加者を 殴り蹴りつけ 強制連行
9
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ななかまど
静か夜の冷気に冴える星あまた幾光年の瞬きなるや
8
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滝川昌之
雨冷えに落ちるばかりの金木犀匂い忘れて秋を深める
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横井 信
十月の空に向かって一輪の季節はずれの朝顔は咲く
11
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へし切
プレゼント 「幾ついいの?」と遠慮して 会えぬ距離感 縮めるノーリミット
8
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