舞 のお気に入りの歌一覧
うすべに
きっときみは来ないだなんて吹っとばす ツリーで微笑むクレヨンのサンタ
11
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トウジさん
枯野にも白き花こそ咲かせむや二輪草なり俺とお前は
9
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恣翁
酔ひに委せ 口を衝く詩を唱へつつ 橋上に踏む冬の月光
17
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萱斎院
さねかづら 人はたづねぬまきの戸をくくるこのよの袖のしがらみ
7
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茂作
競ふかな紅ひと色のもみぢ葉に 緑に混じる萬兩の赤
15
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うすべに
人知れず艶めく赤はさねかずら ははそ色づく里山の蔭
11
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滝川昌之
玉砂利と黄葉を踏み住職が義父の戒名読む墓前にて
11
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横井 信
自販機の缶コーヒーのぬくもりをそっと連れ出す冬の星空
13
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び わ
浴槽の窓に映りし白き月夕暮れ雲に電光重ね
7
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渡 弘道
追伸に隠しきれない未練かな海外転勤おめでとうございます
5
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朝比奈
ゆく川の澱みに集い草枕 旅の疲れを癒す水鳥
18
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ガビー
革製の文庫カバーの手触りで 読書が進む午後のリビング
5
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橘
主人なき眷属あわれ棄て去られ何処で滅びる身とも知られず
11
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うすべに
枯れ池のふちを彩るくさもみじ 時雨れる風が飛ばす蒲の穂
7
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桃山
遅くなる夫待ちながら温かきポトフを煮込むスヌード編みつつ
13
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渡 弘道
長雨や一生瓶の出番かな長屋に一人長年一人
4
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茂作
打ち靡くその黒髮をかきあげて 乙女の仕草君は氣附かず
12
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葛城
道脇に今を限りと燃えたちて楓の紅は零れるを待つ
18
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KEN
振り上げた 腕も高く 朔風に 荒ぶ雲の間 猛るオリオン
14
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緒川みるな
雲去りて青に染み入る朝まだき師は走りゆく遠の春へと
7
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