詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
みやこうまし
孫巣立ち本音建前使い分けうまく処せよと 老いのはなむけ
19
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霧凛
春の雨 埃の匂いと 南風全てを包み 静かに落ちる
8
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藤久崇
朽ち伐らる 桜も株を 座として もろともに見む 花の盛りを
17
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へし切
花の咲く華やぐ春はものごとの新たなれども吾ぞふりゆく
30
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新座の迷い人
叶うなら タイムトンネル 手に入れて 若き昔に 戻りたきかな
14
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新座の迷い人
友電話 久々に聞く この訛り 昔懐かし(ガス)この言葉
11
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inosann
歌いだし「下駄をならして奴がくる」のシンガー逝きぬ笑顔残して
17
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野々花
「もう私駄目かも」なんて弱音吐く母の背中に春の雷
26
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inosann
あらためて「つれがうつになりまして」をみる発症いらい丸二年ぶり
18
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千映
もし君のこころに靄がかかるとき吾のこころにノックがほしい
14
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秋日好
燃えるよな早咲きチューリップ大鉢に選んだ秋の自分を褒める
19
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秋日好
温室を出て薔薇の木を剪定す「春が来たな」と同僚笑う
22
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野々花
知らぬ間に心に宿る淋しさによく似た今朝の白過ぎる月
25
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野々花
南から流れる風に一片の涙を放つ春の始まり
15
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滝川昌之
雨上がり春の空気が洗われてマスクはずして歌う鳥たち
21
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野々花
春を待つ草原の上吹き抜ける寝ぼけ眼の風が眩しい
16
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秋日好
西岡と錦織の名混同しニシコーラだと?今そう言った
11
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卯月
人生の碁盤に挑む幾度でもいつか天地に手が届くまで
14
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野々花
ふるさとの海に沈めた哀しみは眩しいほどのあなたの笑顔
22
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詠み人知らず
大輪花母が育てたお気に入り手を伸ばしたらポトリと落ちて
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