藤久崇のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
今すぐにできる言葉のプレゼント ありがとう 好き 何度でも言う
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うさぎ
「またね」とは言えずに「じゃあね」とキスをして振り返らずに通った改札
9
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灰色猫
美しい春を待ちわぶ筆跡で歌詠いは手帖と向き合う
22
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林林
そんな日もあるさと深き紫のしずくのやうな小さな花が
21
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千映
樹形美を散歩のたびに感じおり啓蟄過ぎて新芽待ちわび
19
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松本直哉
敬語もてはなしかけくる子と歩く春の夕べの距離のたのしも
14
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吉野 鮎
啓蟄の薄き絹雲刷かる朝蒔繪文箱に雛の繪眠らす
11
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絮谷新
春の陽に風の通へば陽炎の立ちては搖るぐはるけき荒地
22
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沙久
ちっぽけな哲学が湿気てしまわぬよう心にシリカゲルを詰めてゆく
22
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灰色猫
瀬戸内の嫁ぐ花嫁祝うがに春を知らせる桜鰆や
27
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へし切
花の咲く華やぐ春はものごとの新たなれども吾ぞふりゆく
30
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まあさ
三月の やさしい声が 聞こえた日 そっと目覚める タンポポの花
28
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沙久
好きだってもっと言えば良かったと君の写真を破れずにいる
25
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リクシアナ
雪どけの風に心のすさむ日は西日かたむく部屋も恋しい
24
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リクシアナ
縮緬の桃の花さく吊るし雛うさぎ春駒いぬ笑いおり
27
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みやこうまし
紅白の花びらふぶく梅園に乙女のマフラーしなやかに揺れ
21
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千映
モノトーン気温が一度上げるたび街色少し春めいてくる
16
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へし切
老いぬれば一日のながく一年のみじかく覚ゆ為すこともなく
29
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絮谷新
さしぐみに春の遠雷響むれば何を告げなむ胸の疼ぎ
23
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まあさ
平安の 装束まとう 姫たちの お歌さらさら 曲水の宴
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