藤久崇のお気に入りの歌一覧
ラベンダー
今生きる 祖父の命の 期限知り 人目を忍び 声を上げ泣く
18
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ラベンダー
祖父の死出 見送る勇気 持てなくて それでも時は 刻一刻と
29
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リクシアナ
積雪も日々に沈みて青屋根の煉瓦サイロの夕影なびく
23
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恣翁
春めきて黒ずむ水に 泡沫ぞ 欠伸をすがに 遅々と流るる
23
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野々花
ふるさとの海に沈めた哀しみは眩しいほどのあなたの笑顔
22
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灰色猫
どんな愛だろうと必ず実るという苺の苗を探し求めて
19
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沙久
待ってても骸になるだけそれならば牙無き我でも「進む」に賭ける
22
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なかしぃ卿
ICのカード触れたるその瞬間君が心のゲート開かむ
7
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林林
梅の花ついばむ鶯色の鳥ちょんちょん跳ねて枝から枝へ
17
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inosann
背中見て追いかけてくれると信じてた吾の愚かさ息子に今しる
20
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林林
食べた気がせずとも家族全員で囲む食卓かけがえのなき
23
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美津村
短歌以上に人生に熱心であれと説く歌評の中の厳しき一節
14
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万陽
タンポポの ギザギザの葉が 鍵に見え 戸締り気にしつ 振り返り歩む
11
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野々花
まだ若い胡桃のような肩たちが喜怒哀楽に揺れるキャンパス
11
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野々花
頑なな心を解く春風に戸惑いながら揺れる菜の花
18
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まあさ
懐かしい 人に再会 したような 目をしてガラケー 握りしめる夫
19
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美津村
うれしくも悲しくもなき表情で嫁ぎ来し日の汝を忘れず
10
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まあさ
流れ込む 寒気のおかげ もう少し 活躍できると 喜ぶ土鍋
22
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詠み人知らず
花よ花 愛でむと蝶の舞ひたかる 蕊なき花の匂ひぞ悲しき
14
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詠み人知らず
触れたなら きっといつでも温かい 泣きたくなるほど その手は きっと
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