詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
絮谷新
たそかれに病室染めしくれなゐは白南風搖らす姫百合ならむ
15
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灰色猫
幾度も魚の腸を裂いてきた刃物のひかり海へと帰す
18
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へし切
みよしのの吉野の山のさくら花はなやぐ春をふふみて待てり
27
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吉野 鮎
橡の花小さき白花鞠と咲く木陰によりて初夏のくちづけ
9
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野々花
早々に雛片しても嫁がない我が家の姫に迷信を知る
19
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秋日好
カストール今の女の在り方を方向性を笑ってくれるか
10
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なかしぃ卿
次々と往年の星逝きて未だ逝き遅れたる我ぞ虚しき
7
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ながさき
弟子となり 師匠となるも 宿習か 過去が積もりて 現在となる
23
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まあさ
山に咲く 黄花のような 明るさで おはようと言う ふわふわタオル
17
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夢士
旅に在り出会ひしラベル「遊天」や地酒を愛す棟方志功
16
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藍子
双極性障害と言う病気です一生付き合う覚悟でいます
16
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藍子
新聞の投稿欄の言葉狩り季節外れを知らずに使う
12
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詠み人知らず
花冷えて小鳥らまるまる陽だまりの春とうからず野辺を歩みぬ
29
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千映
辛い冬何故か短く過ぎそうでやっぱりそれは君のせいかな
11
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まあさ
迷いなど 微塵もないと いうように 冷たい風を きってゆく鳥
28
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inosann
会員証さがす馴染みのカラオケ店 妻の手元を「じっ」と見ている
22
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滝川昌之
東風吹いて放置していた妻の手を荒れは癒えたか引き寄せて見る
18
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コーヤ
野に出でて身をも心も弾みつく春が装う香や輝きで
18
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コーヤ
黄金で春を装う山茱萸の夢ごこちなる花の広がり
22
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藍子
何事も寸前になり慌ててる自覚足りない二十歳の娘
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