恣翁のお気に入りの歌一覧
リンダ
おつかいを頼んだ父が持ち帰る紙にくるんだ石焼き芋
9
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リンダ
底辺の暮らし慣れおり寝る場所とそこそこの幸あればいいかな
7
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由良
強風で倒れた鉢を起こしつつ痛かったねと花につぶやく
10
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由良
春雷が獣の如く吠えているまるで何かと戦うように
4
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只野ハル
雨上がり砂の降る朝窓ガラス涙の跡を白く残して
6
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只野ハル
切れないでもつれたままの恋の糸ほどいてみるからそっちからもね
12
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ほたる
数日の命を閉じた愛娘切れない糸は今もリアルに
31
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龍翔
二人してベッドの中で猫になる土曜の朝の雨は憂鬱
3
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詠み人知らず
なんでだか私の気持ちを見抜いてるあなたの本音は見えないけれど
3
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Kantの娘
蓮池の水面も震えおののきて春の嵐を打ち仰ぎけり
3
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螢子
君が家の裏の竹やぶざわざわと波の音するこの春嵐に
7
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螢子
まどろみて春嵐聞く日曜の朝のひととき一人の世界
7
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螢子
センバツの入場行進冷めた目で見つめる地家の子等の姿無く
4
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詠み人知らず
困ったように眉をひそめて目を反らす顔さえ愛しく思う大馬鹿
7
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藍鼠
いつしか月 ビルの飾りとなり星を喪くして街の灯りに埋もれ
3
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赤橙黄緑
花束を抱えて職場去るきみの背を押すように風が吹く夜
6
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Kantの娘
君無くも病の人は並び居て良い医者でしたと過去の話に
2
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たんぽぽすずめ。
ほつれたるザイルの端を火であぶり直す友との深まる絆
6
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ほたる
「生まれ変わってくるよ・・」と我を慰める人の善意を拒んだあの日
6
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垂々
英霊に頭を垂れる固蕾 春の嵐に身動ぎもせず
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