灰色猫のお気に入りの歌一覧
まあさ
ふりそそぐ 眩いばかりの 春の陽に 吾も我もと ツツジが開く
19
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詠み人知らず
ごりごりとすべてを潰す石臼のひき手のことを時間と呼ぶのだ
5
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近江拙歌
草枕旅にしあらで月の影かかる折にも道を照らせよ
6
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近江拙歌
咲くからに散るを人詠む櫻花憂き世知らずば永らへましを
8
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近江拙歌
春雨に敷きぬる雪の櫻花流れて水と日を過ごすらむ
7
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みやこうまし
日と晴れが揃えば桜公園の広場に溢れる親と子の連れ
12
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滝川昌之
かしわ餅売る店先に鯉のぼりもうすぐ風が薫りはじめる
23
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松本直哉
大人用切符はじめて買ふ吾子の乙女さびたり十三歳
11
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まあさ
手付かずの 瓦礫が残る 被災地の 上をまっすぐ 鳥が飛ぶ朝
16
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恣翁
我が娘 湯につかりつつ 新たしき暮らしに 思ひ馳せたらむかも
14
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みろく
組紐の飾り結びの意味を知る ほどけず止まった手の意味を知る
24
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白彗
人間は 満足出来ぬ それが常 飢えて探って 一世を終える
4
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松本直哉
みどりごの小さき陰嚢つつみもてやさしくあらふ沐浴の昼
10
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秋日好
オレのこと愛しているか?本当にこうなりたいのか?やめておこうか?
8
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秋日好
友達に らぶを使って 突きとめる ぐるぐる悩む 耳に囁く
7
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秋日好
朝寝坊責めて自分は昼寝中「畑は明日」と窓の陽浴びる
14
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モリアオガエル
眠れない 自分に歌う 子守唄 ひとりでできる 私は大人
6
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恣翁
溜息の 髪に掛かれば 吾妹子や 指に 物憂く掻き上げたるらむ
13
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しろいたろしん
指先の てんとう虫がとんでいく その軽やかさ 春 別れの日
6
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秋日好
デートにも行く機会なくまわり道造幣局の八重桜たち
16
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