灰色猫のお気に入りの歌一覧
芳立
甘やかの夢も覚むれば明けし夜の闇は思はじ葉桜のころ
13
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朔夜
一位にも百位にもなれぬこの歌も宇宙の數のうちには容れやう
5
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只野ハル
訳もなく気分いい日はその訳を考えないでそれを楽しむ
26
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詠み人知らず
過ぎし日に 窓辺に匂う 君が影 延びたる先は 我が良き友よ
6
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詠み人知らず
細腰を 意識飛ぶまで揺らがせば 広らかなる胸 吾受けとめぬ
10
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詠み人知らず
あの時の 君との会話がじわってる 回転鈍くてチグハグだった
11
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詠み人知らず
梅が枝に 何処より来て鳴く鳥の 声聞くときぞ 春は嬉しき
16
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詠み人知らず
拭えない 切なさ上書きできるのは 俺じゃないのか? さあ目を閉じろ
12
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詠み人知らず
蒲公英は 風の調べにゆらゆらり 赤子をあやす 子守唄かな
9
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ヒラヤノリコ
扇風機くるくる回る涼風が静かに揺らす君の髪の毛
5
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千映
球場で昔の職場の看板を見つけるたびに胸微震する
12
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千映
成長は孫と似ておりプリムラの日毎元気な顔となりぬる
8
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ながさき
いかにして 一切衆生を すみやかに 無上の道へ 導入するか
19
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恣翁
日曜の朝に 牛乳瓶を持ち パジャマで 新聞受けを覗けり
14
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コーヤ
する墨に 筆を浸して 書き記す移ろう花の 笑みの想いを
17
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コーヤ
空染めし 桜吹雪いて 積もる道 色めき広ぎ 吾愉しめて
14
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安井シンゴ
生け垣に赤、白、ピンクのつつじかな 桜逝くまで色にも気付かず
6
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千映
木蓮の花びらハラと落ちて舞うもしや涙か嘆きの溜息
10
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inosann
半島に暗雲たちこめこの地にもありし戦争前夜を思う
12
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もなca
夕空を覆うばかりに黒々と紋様えがく椋鳥の群れ
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