藤久崇のお気に入りの歌一覧
只野ハル
拍手あり消すに消せぬとそのままに誤りのある歌を残して
24
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只野ハル
介護とは悔悟伴うものなれば今日の終わりにビールで誤魔化す
19
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只野ハル
お疲れ様ですで始まるメールを送った人は疲れていない
19
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只野ハル
キリギリスのように生きれば良かったと最期に思うアリはいるかも
19
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只野ハル
自分は一体何をしているのだろうまた同じ独り言してる
22
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只野ハル
午後の道菜の花が咲き梅が咲き椿の蕾が膨らんでいる
19
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只野ハル
観覧車 ひとまわりして 降りるとき 違う世界に 着いたらいいね
192
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只野ハル
寂しく諦めたように陽が沈み今日も同じように暮れてゆく
22
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林林
母がいて手帳覗かれ叱られたああ夢なのか朝日が昇る
24
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林林
三度目のつぼみふくらむ胡蝶蘭三回忌にはゆかりの人が
26
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大上
散り際に何かを恥ぢることはなし凛と自然と歳月を喰へ
10
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大上
煌めくは永れ月夜に弓張りよ先逝く者も心解くかな
7
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秋日好
びっしりとついた椿の蕾先恥じらい色のそのままであれ
30
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詠み人知らず
水色が好きだと言ったあの人は何時も私に涙をくれた
35
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詠み人知らず
クリスマスソング流れぬ街はただシャッターゆらす風の音だけ
31
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詠み人知らず
夫や子に煩わされる事も無く故に寂しく悲しい自由
33
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詠み人知らず
知りもせではじめて母の爪を切るそれが最期となりたることを
28
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詠み人知らず
花冷えて小鳥らまるまる陽だまりの春とうからず野辺を歩みぬ
29
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九條千鶴
好きという気持ちを集めた言の葉で 編んだふみをわたした川辺
10
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inosann
殻に入り光を拒む生き様の息子の部屋の前に佇む
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