灰色猫のお気に入りの歌一覧
士心
兄様へ 何度書いては消すのやら 痛む心を弄ぶ我
5
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大上
浮き常よもがく心に潮騒の染むる狭間ぞ夢に消ゆ月
12
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詠み人知らず
かすみ草 花は侘しと 香は匂ひ 霞に咲くは 哀れと知るや
7
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詠み人知らず
時流れ 青き狼 年老いて 命を知りて 遠吠え哀し
8
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詠み人知らず
恋しかば 恋の案内人に 恋告げよ 然らば架けむ かささぎの橋
10
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詠み人知らず
暮れ色に 染むか染まぬか 此の恋は 君は夕暮れ 吾も夕暮れ
10
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九條千鶴
帰るべきすみかを探し彷徨える鳥にも似たる我が人生は
12
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リクシアナ
荒みゆく青きトタンの裏道の茶房に寂しきミル挽き音
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西村 由佳里
山道に眠る花びらどこからの旅か若葉の木々を見上げて
8
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千映
筆文字の男友達手紙来る同封写真五年前とは
12
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千葉 甫
こちらから歩み寄らずにあちらから歩み寄らずに交わり絶える
8
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みやこうまし
今日はまた何にもせずに日が暮れぬ 慣れ親しむは心臓の音
16
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ヒラヤノリコ
悪くない誰も悪くない関係性塗りつぶしたい見えないぐらい
6
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ヒラヤノリコ
近いから遠ざかりたい身勝手をモヤモヤ燃やしビートにのせる
6
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リクシアナ
託された梢は日々に新芽たつ剪み入るすべ探るいとまも
15
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藤久崇
あやまてど なおもゆきたる 人の世と 変わらぬ歌の 道にあるかな
14
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リクシアナ
煤ぶれた玻璃こし見れば萌え出づる狭庭に白きサフランの花
20
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詠み人知らず
棺桶に尖った青春詰めこんでそっと手合わせる十八の春
6
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ヒラヤノリコ
死ぬまでは生きてやるぞ!と歌うたう自分のために自分のために
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ヒラヤノリコ
服よりもメイクよりかもまず音楽かわいさだけは捨てない方針
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