灰色猫のお気に入りの歌一覧
安井シンゴ
田の道と 杉山ばかりの古里ぞ 無音の闇に星霜の降る
10
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詠み人知らず
オレンジのガーベラ一輪、弄ぶ君の秋波と指先見とれる
11
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まあさ
雨上がり ツツジくっきり 鮮やかに 赤白ピンク 主張する朝
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みろく
肩を抱き駆け寄る子を見て交わす笑み 高さの違い まだ覚えてる手
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みやこうまし
公園に赤白黄色 子らが舞い 共に咲き添うチューリップかな
12
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び わ
それはそれ気楽にいこう楽しんでそして優しく他人(ひと)に自分に
13
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木タロー
あと幾度あなたの重み感じたら止めてくれるの時計のチラ見
6
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木タロー
こ気味良いカッティングギターの調べ早く行けよと急かされて朝
8
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三蛙
あの春の嵐のような胸中で閉じた封筒焼却処分
9
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石川順一
湯豆腐の昔の話思い出す豆乳鍋に冬の一息
10
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石川順一
食パンにマーガリン塗るアーモンドチョコレート食べ朝餉と致す
9
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千映
翁の家訪れるたびに狭くなるそのうち吾の名前も忘れる
10
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ガイトさん
舞い落ちる花びら一つ思い出と一緒に結び置いておきたい
6
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助平小町
春終わり 道を覆った桜花 雨に流され何処へ行き着く
6
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夢士
進みゆく船の舳先の波しぶき春の陽を受けキラリ舞ひ散る
13
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吉野 鮎
東雲に四十雀鳴くこゑ透けて弓張りの月影融けゆきぬ
7
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木タロー
打ちつける雨音部屋に溶けだして湿り気増した二人の吐息
6
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夢士
海鳥の舞ふ海原を進み来て丸き地球の只なかに在り
17
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詠み人知らず
汝のことが 好き好き好きで 堪らない 夢にまで見る 顔も知らずに
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詠み人知らず
子歩かせ 空乳母車 押す親に 乗せろよベビーをカーによー
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