灰色猫のお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
女童の友は三毛猫蒲公英に戲れる最初の倫敦の友
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吉野 鮎
學校は復活祭の休暇中庭球教室に黒人の友とふ
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吉野 鮎
倫敦に子らあれば今をまた讀み返しをり 「倫敦塔」を
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宴
街路樹のハナミズキ咲き空青し都会に初夏の風を呼ぶ朝
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千映
カラフルな服着る媼に紅させば乙女のような笑顔生まれる
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みやこうまし
情熱と意欲が萎える高齢化 歌詠む気力が最後の砦
18
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夢士
空の青夜来の雨に洗われて清しく歩むポピー咲く道
16
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石川順一
マイコンが少し可笑しい炊飯器風呂に早めに入って凌ぐ
12
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石川順一
含む水石を投げたくなるだろう誘惑する詩樋口君かな
7
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詠み人知らず
人生の師の 宣はく 人間は悩んで初めて大きくなれる
14
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詠み人知らず
辛くあり 言えば鉛をのむがごと 胸重くさせ苦しますべし
13
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詠み人知らず
不知恩の人になるまじ 今あるを謝する心こそ 忘るまじけれ
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詠み人知らず
しがらみも恩も立場も捨てませば 己が本質貫かれまし
14
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詠み人知らず
感情に左右されつつ生きてゆく 人とは哀しい生き物なりけり
16
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石川順一
ドラム缶シュガーが哲学して居たり時折呻く昔の習俗
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鳥羽 幸恵
キャンパスを彩るきれいな色たちに 私もなりたい 輝いていたい
7
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鳥羽 幸恵
何気なく過ごす日さえも滝の如く誰も私を待ってはくれない
9
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木タロー
我思う故に我あり言うけれど思わぬ我も我と思われ
9
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夕凪
十八歳 少女名乗るは 許されず 春待ち駅にて 恋を見送る
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然景
舞い落ちる 桜の花びら 寂しくて でも見上げれば 新緑の 息吹
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